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みなさんの中に、飛行機に乗ったときや、標高の高い山に登山に出かけた時などに歯が痛くなった経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか?
先日、旅行で飛行機に乗ったとき、歯全体が浮くようにひどく痛み、着陸後も何日も歯が痛いままという、大変つらい経験をしました。そう言えば、宇宙飛行士もむし歯を完全に治さなくてはならないと聞いたことがあります。
この原因はむし歯の治療をして詰め物やかぶせ物を施していませんでしたか。飛行機の離着陸時は、急に気圧が変化するでしょう。高いところを飛んでいるときは、機内の気圧は低くなります。すると、詰め物やかぶせ物の中の空気が膨張し、むし歯から出た腐敗ガスが充満してしまうことがあるんです。虫歯は旅行前にはやめに治療しておきましょう。
歯の神経を抜いていても、中にある空気が膨れ、根の先のほうへ圧力が逃げていき、歯を支えている骨や肉に痛みが発生します。通常はひどい痛みがでていない虫歯でも、気圧の低下により激しく痛むことがあります。これらを「気圧性歯痛」・「航空性歯痛」といいます。特徴としては、健康な歯髄や適切に治療された歯にはおきにくい。
飛行中に歯が痛んだ場合は、そのまま放置せず、到着後すみやかに歯科医を受診してください。また、痛みがひどい場合は機内に鎮痛剤がございますので、客室乗務員までお申し出ください。